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情報カードについて

November 6, 2020

はじめに

『知的生産の技術』を読んでいる。ミーハーな私はさっそく情報カードを使うことを始めた。
その結果、古色蒼然な外見に反して、21世紀の現代においても、想像以上に良い道具ではないかという感触を得た。
当記事は運用開始一週間時点での私自身の用法について記載するものである。

情報カードとは

情報を記録・蓄積する目的で使用される、一定のサイズに裁断された厚手の紙のこと。
物理的には『耳をすませば』に出てきた図書室の貸し出しカードのサイズ違いを想像すればよい。
コレクト、ライフ、コクヨなどの文房具メーカが、複数のサイズ、罫で製品化し、製造・販売している。
最近ではダイソーでも無地の情報カードを取り扱っているようである。

サイズの選定

情報カードにはいくつかのサイズがあり、メジャーなのは小さい方から名刺サイズ、5x3、A6、6x4、B6。
特に、『知的生産の技術』で登場したB6・マージン罫入り横罫のフォーマットは、著者の所属組織から「京大式」とも呼ばれる。

今回はA6とB6サイズの横罫を購入し、それぞれに同じ内容を書いて比較し、選定を行った。

A6

B6

結論

B6を選択した。選定理由は一目見たときの印象の良さ。

現状、コレクトの京大式を使用している。

運用開始初期段階での所感

良い点

悪い点

現在の運用

今後の展望

今後、単純にカードの蓄積を進めると、カード枚数は単調に増加していく。これは二つの意味で危機的状況をもたらす。
一つ目は占領するスペースの増大。一般に部屋は有限なので、占有スペースが増大することは喜ばしくない。
二つ目は検索性の悪化。カードが増加すればするほど、目的とする、あるいは新しい発想を生むカードがヒットする確率が低下する。

Scansnapに代表されるADFつきドキュメントスキャナを用いて画像ファイルにスキャンすることが対策として考えられる。
これは一つ目の問題を解決するが、二番目は解決しない。
なぜなら、スキャンによってカードは画像データとなるが、カードに書かれている情報は電子化されていないからだ。
画像化されたカードは、書かれている内容で検索できるようになるわけではない。OCRの使用が有り得るが、これも現状では万能ではない。
さらに悪いことに、電子化されたファイルはノートと同じく順序付けられてしまう。紙のノートほど固くないが、情報カードほど柔軟でもない。
結局、カードの内容をテキストとして入力する、少なくとも手動でのタグ付けをする必要が出てくる。
そんな時間が人間にあるだろうか(いや、ない)。

参考資料

原典

使用しているもの

PoIC (Pile of Index Cards)