DIMPAを自転車のフレームに固定する

IKEAのDIMPAという収納バッグは、BromptonやDahon K3など、小型折りたたみ自転車の輪行袋として使えることが知られている。専用の輪行袋と比較して、極めて廉価に調達できるため人気だ。

しかし、輪行袋として設計されていないため、折りたたみ解除時に持ち運ぶ際には工夫が必要だ。ストラップで車体へ固定することが真っ先に思いつくが、一筋縄では行かない。たとえば、BikeguyのマルチホルダーTrilancerのストラップを使うならDIMPAを巻いた状態でうまくフレームに固定する器用さが必要だ。

一つの解決はグラナイトデザインのロックバンドだ。これは内側のストラップでDIMPAを巻いた状態で固定し、外側のストラップで車体へ固定できる。これなら上記の問題は解消される。しかし、内側の面ファスナでDIMPAを巻いた時に30mm程度しか重ならないので固定力に若干の不安がある。もちろん、外側のストラップでも固定されるのだから、これで問題はないはずなのだが。

そこで私はR250が単品販売している輪行袋外袋を使っている。DIMPAをうまく丸めればちゃんと袋の中へ収まるし、ドローコードを絞れば抜け落ちることもない。ストラップが縫い付けられているのでサドル下やシートポストにも直接固定できる。

バッグ内の貴重な容積を消費したくない方にはおすすめだ。