自転車用バッグの使い分け

私はポタリング程度しかしないクソザコライダーなのだが、その割に(それ故に?)荷物が多い。普段出歩く時に持ち運ぶもの全てを携行しようとするのは過剰でしかない、まず荷物を減らせ、と言うのは真っ当でもっともな意見なのだが。

とにかく、現状での持ち運びに際し、身体にバッグを背負いたくないため、自転車へ積載するようにしている。私が乗っているのは保守的な設計のアルミロードバイクであり、キャリア装着用のダボ穴などは存在しない。故にバイクパッキングの手法を取らざるを得ない。ここでは、自転車へ固定するバッグの使い分けについて記す。

サドルバッグ

サドルバッグ|ORTLIEB(オルトリーブ)|PR International

4.1Lのモデルを使用。一番ものが入るし、防水性もある。詰め込みが効くので、メインの収納はここになる。重心が高くなるので気になる人は気になると言うけど、ダンシングで踏めるほどのスキルがないので気にしてない。R250から出ているエクステンションを使えば防水性と引き換えにもっと物を詰め込むことができる。同社のマイクロバッグとはマウントが共通のため、用途や積載量に応じて使い分けることができる。マウントの単体販売もあるので複数車両での使い回しも可能だ。

R250 サドルバッグエクステンション +65mm オルトリーブ サドルバッグ2/4.1L用 | R250

ステムバッグ

POTA BIKE ハンドルステムポーチ2 - POTA BIKE(ポタバイク)公式サイト

補給食をサッと取り出せる位置へ置いておくのに便利。ドリンクホルダ代わりにしてもいい。固定用のループが複数用意され、面ファスナー付きのバンドも大小ついてくるので、装着の自由度は高い。折り畳み自転車からロードバイクまで幅広く適応する。ドローコードで引き絞れたり、底に水抜き穴が配置されたり、痒い所に手が届く仕様だ。左右非対称になるのが玉に瑕(誰も気にしない)。

フレームバッグ

Z FRAME PACK フレームバッグ | gan well:岩井商会

最初は4.5Lのフレームバッグを買ったのだが、その数値分の荷物が入る気が全然しない。パッキングが下手なだけでは? 結果的にフレームバッグへ荷物を詰めるのは諦めて、小さなモデルへ買い替えた。ツールバッグと割り切ってしまえばこのくらいのサイズでちょうどいい。ただ、ファスナーの取り付け方から左右非対称のデザインになっているのは好みではない(誰も気にしない(2))。

トップチューブバッグ

Z Adventure T1 トップチューブバッグ | 株式会社フタバ

私はコンパクトディジタルカメラを持って自転車に乗るのだけど、その行き場はここ。ステムバッグの次に取り出しやすい位置にある。あとは、もし長距離走行をする必要性が生じたなら、ここにモバイルバッテリーを入れた上で、ハンドルバーに固定したスマートフォンに給電するだろう。正直、必要かと言われたら、いらない。