創作者の資質

このブログは現状アクセス解析を導入していない。だからどれだけの人にこれが読まれているのかはわからない。とはいえ、グーグル検索してみても全くヒットしないから、ほとんど読まれていないことは明白だ。自分の中ではそれなりに役に立つ内容を書こうとしている(ときもある)はずだが、到達不可能である以上は誰かに読まれることもあるまい。誰にも読まれていないのになぜ書くのか。すべては空しい。しかし、かつてブログで名を挙げた人々は、そのような環境でもモチベーションを失ってはいなかったはずだ。もっと言えば、かつての文筆家たちは反応を得られたかどうかさえ怪しいものである。そんな中でも彼らは書いたのだ。誰にも読まれずとも自らのうちにある動機で動き続けることができる、そんな人こそが成功するのだろう。何に? 何事にも。自分で自分の機嫌を取り、自らを律して、取り組み続けることができる、努力し続けることができる人間。そんな人ばかりに、この世がなってほしいものだ(そしてそこに私の居場所はない)。

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